保護猫日記８・里親さん一時預かりさんを探しています！

昨日は主人と協力して、ケージをベランダへ移動させ、風邪もほぼ良くなったナムに１週間ぶりの日光浴をさせることができました。お友達に教えていただいたのですが、猫は日向ぼっこして、毛皮にビタミンを作り、それをなめてビタミンを摂取するのだそうです。
久しぶりの外の空気、ナム大喜び！と思いきや、落ち着かない様子で鳴きはじめました。ちっちゃな声でピャーピャーと。環境が変わったことに少し戸惑ってしまったようです。保護してからずっと同じ場所にいたので「あたし、また捨てられる？」と思ったのかな、と切ない気分になりました。
あまりに鳴くので部屋に戻そうとも思いましたが、お日様もナムへの良薬です。しばらく見守っていると飼い猫みりんがガラス越しにナムの観察に入ってしまいました。威嚇するかな……？と不安になりましたが、ベランダは彼女のテリトリーではないため、ひたすらにじーーーーーっと見つめるだけでした。ナムの方が飼い猫みりんに向かってピャーピャー鳴いてましたけれども(^^;)鳴き疲れたのか、慣れてくれたのか、その後はお日様の元ですやすやとお昼寝したり身繕いしたり。今日も秋晴れですし、これからもなるべく暖かいお日様の下へ出してあげられる時間を作ってあげたいと思っています。
ナムの写真を見比べてみると、本当に優しいのんびりした顔立ちになったことがわかります。保護した時とは見違えるようです。具合が悪いから大人しいのかな？とも思っていましたが、元気になりつつある今も、やはり大人しく穏やかな猫ちゃんであることはかわりありません。そういえばナムがフーフーと威嚇したことは今まで一度もありません。保護するときも、注射をするときも、エリザベスカラーをつけられたときも。我慢強くとてもとてもお利口さんなナム。バスルームに入っていくとゆっくり顔をあげ、ゆっくりと体を起こし、ゆっくりとケージに顔を押しつけてきます。時折、じっと私の目を見つめ続けます。表情豊かになって、驚くほどに美猫になっていくナムに、これからもどんどん良い表情をしてもらえるように、微力ながらもお世話していくつもりです。

このブログでナムの里親さん探しを呼びかけはじめてから、本当に数多くの方に激励やアドバイスをいただいております。トラックバックしていただいた方もいらっしゃいますし、ご自分の日記にたびたび書いてくださるかたもいらっしゃいます。ネットの力の大きさを改めて知ると同時に、こんなにも優しく、ナムのことを想ってくださる方がいらっしゃることを驚かずにはいられません。この日記をご覧になってくださる多くの方に、１日も早く良いご報告ができることを願っています。また、その報告ができることが、みなさんへの一番のお礼であると心に刻んで、ナムの里親さん探しを頑張って続けていきます。
どうかどうか、ナムの里親さんが見つかりますように、皆様のお心とお力をお貸し下さい！